西藏自治区(ちべっとじちく)について

■西藏自治区(ちべっとじちく)について
ラサを主要都市としている西藏自治区は、南にヒマラヤ山脈がそびえたち、ネパールとの国境には世界最高峰のあのチョモランマ山がそびえており中国一自然が美しい町と言えます。主要な産業は農業牧畜で、ヤクやチベット羊、黄牛が中心です。

■世界遺産
●ポタラ宮(ぽたらきゅう)
ポタラ宮(ぽたらきゅう)
ポタラ宮はチベット仏教の聖地であり、紀元前7世紀ごろに造営されました。ポタラ宮はダライ・ラマが冬に住む宮殿として知られています。このポタラ宮は世界遺産であるラサのポタラ宮歴史地区の中の建築物の一つです。他にも、ノルブリンカとジョカンと呼ばれる寺院があります。ノルブリンカは、ポタラ宮が冬の宮殿なのに対し、こちらは夏の離宮です。ジョカンという寺院はまさにチベット人が一生に一度は巡礼したいと思うチベット仏教の聖地です。皆さんはニュースなどでダライ・ラマ14世などと聞いたことがあるかもしれません。しかし、このダライ・ラマが今現在これらの宮殿に住んでいるのかというとそうではありません。ダライ・ラマは観世音菩薩の化身と呼ばれていますが、現在はインドのダラムサラにおり、亡命政府を率いているのです。どちらにしろ、チベット仏教を信仰する人にとってダライ・ラマは神であり、よってポタラ宮は神の住まう聖家として崇められているのです。では、ここでジョカンと呼ばれる寺院について見ていきましょう。ここを訪れるとこの聖地がただの観光地ではなく、非常にチベット人に重んじられていることを感じることができるでしょう。ここへ巡礼へ行くために6,000キロ級の山々を歩いて来る人もいるほどで、五体投地と呼ばれるやり方で一生かけて来るという人もいるというのです。お寺の中は非常に華やかで、金銀の装飾が施されており、チベット文化独特の鮮やかな天然色の装飾で飾られています。

■その他の観光スポット
●西藏自治区博物館(ちべっとじちくはくぶつかん)
西藏自治区博物館(ちべっとじちくはくぶつかん)
チベット様式の博物館は実に広く、見応えがあります。天井の装飾には色鮮やかな原色が使われており、これぞチベット文化の芸術という雰囲気があります。2階には歴史遺産と文化について、3回では自然史の展示が行われています。チベット仏教の仏像や経文、他にも民族衣装や楽器、医学書などを見ることもできます。また、自然史の展示室では鳥や動物の剥製などがあり、チベットという地がいかに自然に恵まれた場所であるかが分かります。

●大昭寺(だいしょうじ)
大昭寺(だいしょうじ)
大昭寺はチベット語でジョカンともいい、ラサの旧市街地の中心に位置している仏教寺院です。
7世紀中期に創建され、2000年には世界遺産に登録されました。お寺の周囲にはバルコルという巡礼路があり、大勢の巡礼者や観光客でにぎわっています。お土産もここで購入するとよいでしょう。

■気候
夏は平均気温が15度と低いです。乾燥地帯ですが、山間部では降水量が2000ミリに達することもあります。

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