福建省(ふっけんしょう)について
■福建省(ふっけんしょう)について
福建省の省都は福州です。福州よりもアモイ市の方が観光地として有名かもしれませんね。アモイ市は海に面しており、海鮮料理がおいしくリゾート地としては最高です。空気がとても綺麗であるというのも特徴と言えるでしょう。そのわけは、森林が占める割合が台湾を除いて国内ナンバーワンだというのがその理由かもしれません。実に、福建省の面積のうち57パーセントが森林なのです。空気が綺麗になるはずですよね。

福建省にある武夷山は1999年に世界遺産登録され、36の峰からなる山で知られています。実はこの武夷山は総面積が9万ヘクタール以上もあり、国内の世界遺産の中でも面積としては最大ということなのです。全長は驚きの60キロで九曲渓(きゅうきょくけい)が走っているのです。この九曲渓(きゅうきょくけい)というのは、9回折れ曲がっていることからそのように呼ばれるようになったといいます。標高はそこまで高くありません。最も高い峰でも標高400メートルですからそうでもありませんよね。この標高がもっとも高い峰が天游峰(てんゆうほう)ですが、ここへ行くには急な階段を登らなければいけません。登るといっても1時間と少しかければ登ることができるのでそこまで大変ではありません。ここまで上がると先ほど述べた美しい九曲渓を一望することができるので1時間かけて登る価値は十分あると言えるでしょう。ここでは渓流下りも楽しむことができます。竹をつないで作った専用のいかだに乗って楽しむことができます。約10キロをゆっくりと2時間かけて下るので非常にゆったりと景色を楽しむことができるでしょう。九曲渓は非常に温かい場所で年中春と言っても良い場所です。ですから、自分の好きな時に観光の計画を立てることができるのも嬉しいポイントです。

中国を思わせる装飾や伝統的な建物は沢山ありますが、これほど独特な建築物はないでしょう。福建土楼は非常に有名で、丸い形をしている要塞のような建物です。家というには巨大すぎるかもしれませんね。福建の省都であるアモイ市からバスで4時間ほどの所にあります。円形の福建土楼が最も有名ですが、円形だけでなく四角形の土楼もあります。これは客家(はっか)という民族の歴史と関係があります。そもそも客家という民族は常に異民族からの侵入に脅かされており、その結果どんどん南下していきます。そんな彼らが安住を求めて築いたのがこの福建土楼だったのです。外からの侵入を防ぐような高い城壁に囲まれている福建土楼を見るとその歴史を垣間見ることができるでしょう。

このコロンス島へはアモイ市のフェリー乗り場から船が出ています。約5分ほどで着きますが、その間船からアモイ市側の景色を楽しむことができます。コロンス島はリゾート地ですが、非常に落ち着いた雰囲気を持っています。コロンス島はかつては租界という場所でした。租界というのは、中国の外国人のために取り分けられた場所でした。そのような背景があるため、コロンス島には多くの西洋建築物があります。コロンス島は美しい景色も素敵ですが、もう一つ面白い風景を見ることができます。それは、結婚するカップルが、写真撮影をしているのです。女性はウエディングドレスを着、男性はタキシードを着ています。カメラマンと照明さんの数人と共に様々な撮影ポイントへ行って写真を撮るのです。コロンス島を観光しているとこのようなカップルを沢山見ることができるのも面白いポイントですね。

港町である福州は古来海外貿易の拠点として繁栄し、特に明代には鄭和の艦隊が立ち寄ったり琉球からの船もたびたび来航するなどし、市内には琉球館が置かれました。また清代にはアヘン戦争の結果開港された港のひとつとして茶貿易などで発展するなど重要な役割を果たしました。市内の観光スポットとしては旧市街を保存、修復した三坊七巷というエリアや福建省最大の仏塔である報恩塔が建つ西善寺などがあります。
福建省の省都は福州です。福州よりもアモイ市の方が観光地として有名かもしれませんね。アモイ市は海に面しており、海鮮料理がおいしくリゾート地としては最高です。空気がとても綺麗であるというのも特徴と言えるでしょう。そのわけは、森林が占める割合が台湾を除いて国内ナンバーワンだというのがその理由かもしれません。実に、福建省の面積のうち57パーセントが森林なのです。空気が綺麗になるはずですよね。
■世界遺産
●武夷山(ぶいさん)

福建省にある武夷山は1999年に世界遺産登録され、36の峰からなる山で知られています。実はこの武夷山は総面積が9万ヘクタール以上もあり、国内の世界遺産の中でも面積としては最大ということなのです。全長は驚きの60キロで九曲渓(きゅうきょくけい)が走っているのです。この九曲渓(きゅうきょくけい)というのは、9回折れ曲がっていることからそのように呼ばれるようになったといいます。標高はそこまで高くありません。最も高い峰でも標高400メートルですからそうでもありませんよね。この標高がもっとも高い峰が天游峰(てんゆうほう)ですが、ここへ行くには急な階段を登らなければいけません。登るといっても1時間と少しかければ登ることができるのでそこまで大変ではありません。ここまで上がると先ほど述べた美しい九曲渓を一望することができるので1時間かけて登る価値は十分あると言えるでしょう。ここでは渓流下りも楽しむことができます。竹をつないで作った専用のいかだに乗って楽しむことができます。約10キロをゆっくりと2時間かけて下るので非常にゆったりと景色を楽しむことができるでしょう。九曲渓は非常に温かい場所で年中春と言っても良い場所です。ですから、自分の好きな時に観光の計画を立てることができるのも嬉しいポイントです。
●福建土楼(ふっけんどろう)

中国を思わせる装飾や伝統的な建物は沢山ありますが、これほど独特な建築物はないでしょう。福建土楼は非常に有名で、丸い形をしている要塞のような建物です。家というには巨大すぎるかもしれませんね。福建の省都であるアモイ市からバスで4時間ほどの所にあります。円形の福建土楼が最も有名ですが、円形だけでなく四角形の土楼もあります。これは客家(はっか)という民族の歴史と関係があります。そもそも客家という民族は常に異民族からの侵入に脅かされており、その結果どんどん南下していきます。そんな彼らが安住を求めて築いたのがこの福建土楼だったのです。外からの侵入を防ぐような高い城壁に囲まれている福建土楼を見るとその歴史を垣間見ることができるでしょう。
■その他の観光スポット
●コロンス島(ころんすとう)

このコロンス島へはアモイ市のフェリー乗り場から船が出ています。約5分ほどで着きますが、その間船からアモイ市側の景色を楽しむことができます。コロンス島はリゾート地ですが、非常に落ち着いた雰囲気を持っています。コロンス島はかつては租界という場所でした。租界というのは、中国の外国人のために取り分けられた場所でした。そのような背景があるため、コロンス島には多くの西洋建築物があります。コロンス島は美しい景色も素敵ですが、もう一つ面白い風景を見ることができます。それは、結婚するカップルが、写真撮影をしているのです。女性はウエディングドレスを着、男性はタキシードを着ています。カメラマンと照明さんの数人と共に様々な撮影ポイントへ行って写真を撮るのです。コロンス島を観光しているとこのようなカップルを沢山見ることができるのも面白いポイントですね。
●福州(ふくしゅう)

港町である福州は古来海外貿易の拠点として繁栄し、特に明代には鄭和の艦隊が立ち寄ったり琉球からの船もたびたび来航するなどし、市内には琉球館が置かれました。また清代にはアヘン戦争の結果開港された港のひとつとして茶貿易などで発展するなど重要な役割を果たしました。市内の観光スポットとしては旧市街を保存、修復した三坊七巷というエリアや福建省最大の仏塔である報恩塔が建つ西善寺などがあります。
■気候
福建省は中国の中でも最も南に位置しているため、冬でも平均気温がマイナスになることはありません。冬でも平均気温は6度から12度です。