河北省(かほくしょう)について
■河北省(かほくしょう)について
河北省の省都は石家庄市で、華北地域に位置しています。北京や天津に近く漢民族が多く暮らしています。

承徳は現存する中国最大の皇室の庭園として知られています。承徳避暑山荘(じょうとくひしょさんそう)と言い、承徳離宮とも呼ばれています。時代は清朝で、文字通り皇帝の避暑地として建てられただけでなく、そこでも公務を行うことができるようにと建てられたといいます。山荘と聞くと持っていても実際は一年間のうちそれほどそこで過ごさないのではないかと思うかもしれません。しかし、この皇帝はこの承徳避暑山荘を非常に気にいっており、半年はここで過ごしたというのです。ですから、避暑という目的だけでなく、王公貴族や外国の使節と会見するなどの政務を行うことができるように造られていたようです。山荘には2つのエリアがあります。一つは、宮殿エリア、もう一つは和苑エリアと呼ばれています。現在は宮殿の正宮には博物館ができています。中国の文化を感じることができるでしょう。

北戴河と聞くと河を想像するかもしれません。しかし、これは海です。渤海湾の一部となっており、今ではリゾート地としてとても有名です。北京から最も近い海として知られており、車で約3時間ほどです。車で約3時間と聞くと遠い気がするかもしれませんが、列車で行く場合は約1時間半で着きます。小旅行には丁度良い距離ですよね。町も非常に整備されている上に、海鮮がとてもおいしいことで知られています。特に渤海湾では日本と同じような魚介類が獲れるので日本人の口に合う料理も多いですよ。

石家荘市は北京や天津と比べて日本人にとってはかなりマイナーな都市ですが河北省の省都であり人口965万人を数える大都市です。歴史はかなり古く殷や周の遺物が出土したり戦国時代には趙や燕の都市として発展しました。三国志で有名な趙雲の故郷でもあり、近くの正定県には古い城壁が残り、正定寺廟群などのお寺が点在しています。地味ですがのんびりと散策が楽しめるかと思います。
河北省の省都は石家庄市で、華北地域に位置しています。北京や天津に近く漢民族が多く暮らしています。
■世界遺産
●承徳(しょうとく)

承徳は現存する中国最大の皇室の庭園として知られています。承徳避暑山荘(じょうとくひしょさんそう)と言い、承徳離宮とも呼ばれています。時代は清朝で、文字通り皇帝の避暑地として建てられただけでなく、そこでも公務を行うことができるようにと建てられたといいます。山荘と聞くと持っていても実際は一年間のうちそれほどそこで過ごさないのではないかと思うかもしれません。しかし、この皇帝はこの承徳避暑山荘を非常に気にいっており、半年はここで過ごしたというのです。ですから、避暑という目的だけでなく、王公貴族や外国の使節と会見するなどの政務を行うことができるように造られていたようです。山荘には2つのエリアがあります。一つは、宮殿エリア、もう一つは和苑エリアと呼ばれています。現在は宮殿の正宮には博物館ができています。中国の文化を感じることができるでしょう。
■その他の観光スポット
●北戴河(ほくたいが)

北戴河と聞くと河を想像するかもしれません。しかし、これは海です。渤海湾の一部となっており、今ではリゾート地としてとても有名です。北京から最も近い海として知られており、車で約3時間ほどです。車で約3時間と聞くと遠い気がするかもしれませんが、列車で行く場合は約1時間半で着きます。小旅行には丁度良い距離ですよね。町も非常に整備されている上に、海鮮がとてもおいしいことで知られています。特に渤海湾では日本と同じような魚介類が獲れるので日本人の口に合う料理も多いですよ。
●石家荘(せきかそう)

石家荘市は北京や天津と比べて日本人にとってはかなりマイナーな都市ですが河北省の省都であり人口965万人を数える大都市です。歴史はかなり古く殷や周の遺物が出土したり戦国時代には趙や燕の都市として発展しました。三国志で有名な趙雲の故郷でもあり、近くの正定県には古い城壁が残り、正定寺廟群などのお寺が点在しています。地味ですがのんびりと散策が楽しめるかと思います。
■気候
気候は北京市や天津市とほぼ同じで温暖半湿潤気候です。最も寒い時で零下16度、最も暑い時で30度前後です。