天津市(てんしんし)について
■天津市(てんしんし)について
天津市は、中国に四都市ある直轄市のうちの一つです。北京市からそう遠くない場所に位置し、華北平原の北東部にあります。東は渤海があり、北には燕山山脈があり、海あり山ありの素敵な町として知られています。この町の始まりは中国の明朝時代にさかのぼります。永楽初年に天津という名前で呼ばれるようになりました。天子がお渡りになった渡し場という意味が込められており、名前にまつわる話も伝えられているようです。天津と言えば、日本では中華料理屋さんのメニューにある天津飯や天津チャーハンを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、実際はこの天津飯や天津チャーハンというのが天津の名物であるわけではないのです。天津の有名な特産で日本でも知られているものには、天津甘栗がありますね。他にも、1000年以上という長い歴史のある老舗肉まんのお店である「狗不理(ゴーブリ)」というお店の肉まんはとても有名ですね。中国各地にこのお店が展開しています。そんな天津には、様々な歴史遺跡などがあることでも知られています。

天津にある水上公園は有料ですが、水が豊かな非常に美しい場所です。場所は天津市の南西に位置しています。公園の面積の半分は湖のことから、水が豊かな公園と呼ばれているのがよく分かります。湖は大きく分けて、東、西、南の湖があります。さらに、それらの湖の上には13の小さな島もあります。それらの島の一つは動物園になっており、中国の動物の代表であるパンダを見ることもできますよ。さらに、この公園には神戸と天津の友好都市締結15周年を記念して造られたという神戸園もありますから是非行ってみてくださいね。

1856年のアロー戦争の結果天津は外国に開放されることになり、19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカ、日本、イギリスなど各国の租界とよばれる外国人居留地が存在していました。当時金融街として世界各国の金融機関が集まっていた解放北路をメインストリートとして運河沿いに数多くの洋館が立ち並んでいます。その中にはラストエンペラー溥儀が1929年から1931年まで住んでいた静園など多くの見所があり、運河沿いを散策しながら建築巡りを楽しめます。
天津市は、中国に四都市ある直轄市のうちの一つです。北京市からそう遠くない場所に位置し、華北平原の北東部にあります。東は渤海があり、北には燕山山脈があり、海あり山ありの素敵な町として知られています。この町の始まりは中国の明朝時代にさかのぼります。永楽初年に天津という名前で呼ばれるようになりました。天子がお渡りになった渡し場という意味が込められており、名前にまつわる話も伝えられているようです。天津と言えば、日本では中華料理屋さんのメニューにある天津飯や天津チャーハンを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、実際はこの天津飯や天津チャーハンというのが天津の名物であるわけではないのです。天津の有名な特産で日本でも知られているものには、天津甘栗がありますね。他にも、1000年以上という長い歴史のある老舗肉まんのお店である「狗不理(ゴーブリ)」というお店の肉まんはとても有名ですね。中国各地にこのお店が展開しています。そんな天津には、様々な歴史遺跡などがあることでも知られています。
■観光スポット
●水上公園(すいじょうこうえん)

天津にある水上公園は有料ですが、水が豊かな非常に美しい場所です。場所は天津市の南西に位置しています。公園の面積の半分は湖のことから、水が豊かな公園と呼ばれているのがよく分かります。湖は大きく分けて、東、西、南の湖があります。さらに、それらの湖の上には13の小さな島もあります。それらの島の一つは動物園になっており、中国の動物の代表であるパンダを見ることもできますよ。さらに、この公園には神戸と天津の友好都市締結15周年を記念して造られたという神戸園もありますから是非行ってみてくださいね。
●天津租界建築群(てんしんそかいけんちくぐん)

1856年のアロー戦争の結果天津は外国に開放されることになり、19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカ、日本、イギリスなど各国の租界とよばれる外国人居留地が存在していました。当時金融街として世界各国の金融機関が集まっていた解放北路をメインストリートとして運河沿いに数多くの洋館が立ち並んでいます。その中にはラストエンペラー溥儀が1929年から1931年まで住んでいた静園など多くの見所があり、運河沿いを散策しながら建築巡りを楽しめます。
■気候
温暖半湿潤性気候に属し日本と気候は似ています。四季はありますが、夏と冬が長く、春と秋は飛ぶように過ぎます。